足利セラミックラボラトリー

TOP

メインコンテンツ

鋳造からMillingへ

鋳造からMillingへ

ソーシャルボタン

一般の方向け解説文

口腔内スキャンとは、直接歯列をスキャニングしてデジタルデータ化するシステムの総称で、歯科医療のデジタル化に伴い普及が進んでいます。

通常、被せものや入れ歯などを製作する際は、患部である歯列を精密にコピーした模型を作成し、その模型上で設計製作します。そのコピーに必要な工程として、従来であれば柔らかい歯科用シリコンを盛り付けたトレーを患者様に噛んでいただき歯型をコピー(印象採得)、コピーしたシリコンに石膏を流し込み、固まったら模型の完成、という流れで実現しておりました。この方法は長きに渡り、一般的に採られてきた手法ですが、近年、口腔内スキャナーが登場したことで大幅に変わってきています。

このスキャナーは非接触で歯列をスキャニングすることで、歯列をデータ化することが可能です。歯列のデータ化によるメリットは非常に大きく、精度が高くなり再製作のリスクが減る、模型が不要となることによる物流の簡略化、患者様負担の軽減、非常時のバックアップが可能、などが挙げられます。

デジタル歯科の実現には歯列のデータ化が不可欠であり、歯列をコピーした模型をスキャンするのか、直接口内をスキャンするかのどちらかで実現が可能です。そのため、今後はよりシンプルな口腔内スキャンが主流になって行くことが考えられます。

足利セラミックラボラトリーはその様な手法でスキャニングされた歯列データによる人工歯や入れ歯等の製作を行っております。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

技工物の説明

歯科補綴物のフレーム等を成形加工する際は、鋳型で成形する「鋳造」が長らく一般的なものでした。近年ではデジタル歯科の理論が普及し、より正確なフレーム形成を目指すために、不確実要素の多い鋳造から、ミリング加工へと理論がシフトしつつあります。弊社でもメタルディスクやジルコニアディスクを取り扱い、フレームや単冠をCAD/CAMシステムにより直接削り出すことで、高精度の技工物をご提供しております。

ジルコニア製品
ジルコニア
ジルコニア

ジルコニアは「酸化ジルコニウム(ZrO2)」のことで、これに少量の「酸化イットリウム(Y2O3」を添加することで安定化させ、900~1300Mpaというセラミックとして最高の強度を誇る素材です。

様々な種類のジルコニアディスクから、CAD/CAM機器を用い直接フレームやクラウンを削りだします。ジルコニアディスクは半焼結状態のため、削り出し後にシンタリングファーネスにて焼結処理し完成します。

透過性、低熱伝導性および、優れた生体親和性を有し、強度が大変優れているため、いままでのオールセラミックでは適応できなかった、補綴物の製作が可能となっています。

10年保証対象
チタン製品
チタンフレーム
チタンフレーム

チタンはメタルの中でも非常に安定した素材であり、強い酸化膜で覆われているため、金やプラチナと同様、金属イオンの流出が少なく生体親和性が大変高いメタルです。

インプラントや義歯床など、口腔内に長期残留する金属の選択肢としてチタンが主流となっております。また、近年では貴金属の高騰により、チタンを選択される方も増えてきております。

コバルトクロム製品
コバルトフレーム
コバルトクロムフレーム

歯科用CAD/CAMシステムにおいて、最も利用されている金属はコバルトクロム合金であり、切削のしやすさ、更にはノンプレシャスならでは価格設定など、一般的に利用されているメタルです。

プロビジョナル・レストレーション
プロビジョナル・レストレーション
プロビジョナル・レストレーション

プロビジョナルレストレーションとは、最終技工物を装着する前に、試作用レジンでテスト的に調整を行うことを指します。

このプロビジョナル・レストレーションを使用することで、修正・削合を 繰り返し行い他の歯に影響がない形へと調整し、最終技工物を長期安定させることになります。

お取引のご相談・お問い合わせ

Degital Dentistry